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不思議だけど、全力な、わたしたちの日常。
「ちなみに海鳥さん。私の元々の飼い主の話って、聞きたかったりします?」ある秋の日、なにやら様子のおかしいでたらめちゃんに、ショッピングモールに連れ出された海鳥東月。でたらめちゃんは海鳥に、どうしても伝えなければいけないことがあるのだという。が、そんな二人の元に、〈泥帽子の一派〉の魔の手はゆっくりと忍び寄っていて……? ネコミミ海鳥、『ぐりる・でたらめちゃん』、青森の小説家、もう一人の清涼院、同担拒否。そして明らかになる、十年前の真実。でたらめちゃんの秘密。果たしてその先に、彼女たちが見出した答えとは? 奇妙奇天烈ストーリー、クライマックス、第四弾!